日本の確定申告の時期と言えば2月中旬から3月中旬までの時期で間違いなかったですか?基本的にはこの時期に確定申告をしなければいけない事になっていると思います。もし申告をしないと遅延に対する追徴課税になるリスクがあると言いますからこの日付は本当に重要ですよね?
過去に日本の有名芸人の方が税金の申告を全く行っていないと言う事実が明らかになり、日本のマスコミからかなり騒がれていましたが、このようなケースでは本来払うはずの金額に無申告税という罰金が15%-20%の幅で追加されてしまうようです。日本と同じようにカナダでも罰則があります。
そこで本日はカナダでも日本と同様に収入がある方ならぜひ!”知っておいてほしいカナダの確定申告の重要な日時を紹介します”ぜひ参考にしてください。
4月30日(納税期限/申告期限)
まず、1番重要なので最初に持ってきましたが納税の期限ですね。毎年4月末日までの期限が多いです。ただし、その日が休日であった場合には数日間、延長される事もあります。また非常に重要な事にあなたが税金を払う側か否かで申告だけか?納税もか?で別の期限が設定されています。
あなた個人事業主か、会社員であるかに関わらず税金を払わないといけない場合では税金の申告期限が4月30日(2023年分)に設定されていますのでこちらは絶対に忘れないようにしてください。
また遅延申告に関する罰則ですが、本来払うはずの税金に加えて5%の延滞税が課せられます。また、1ヶ月間おくれるごとに1%追加になります。
さらに、2020,2021,2022の申告をしていない悪質なケースでは本来の税金に加えて10%また1ヶ月間遅れるごとに2%追加になります。日本でも追徴課税があると思いますがカナダでは申告が遅れるだけでも日本の虚偽や隠蔽(3割から4割程度の重加算税)と同じくらいのインパクトがある事になります。
そのためにしつこいようですが、この日時(納税の期限)だけは覚えておいてください。毎年、4月末日であることが多いです。
確定申告はいつから始められる?(2月19日から可能)
カナダでの確定申告ですが、当然ですが申告期限のかなり前から申告が可能になっています。ここ10年くらいは個人の確定申告の場合には”NETFILE,”というオンラインで確定申告をする方法が一般的になっています。またその日時ですが2024年(2023年分)の申告は2月19日からです。
しかし、インターネットの使い方がよく分からない方は一定数は存在するのようで2024年の申告分でもインターネットをまったく使わない書類での申告も可能です。
ただし、掛かる時間が8週間となっていてオンラインの申告よりも4倍の時間が掛かる事はここで書いておきます(ただしCRAが定めている還付金を取得するまでの期間は最大で4ヶ月間)。また他にもCRAから確定申告をするように手紙などで要請があった場合には電話で申告をするようになっているようです。
と上記のように確定申告をする方法がいくつかありますがやはり一度覚えれば、簡単で早いのでオンラインでの申請がお勧めになります
その他の日時について
カナダの税金のシステムで重要な事は収入に対して納税する必要がある場合には4月末日までに申告をしないといけません。ただし個人事業主で納税する必要がない場合には申告の期限が6月15日になります。
また個人でカナダの市民権や永住権を所持しており1年間を通して収入がまったくないというケースでは申告をする必要がないケースもあります。ただし、他の記事で書きましたが無収入でもベネフィットの申請が可能な事がありますのでCRAも確定申告をお勧めしています
日本からの留学生(学生ビザあり)はその年に使った学費を申告をしなければいけないために無収入でも申告をする必要あるとCRAで説明されています。ケースバイケースという解説の仕方が正しいと思います。
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