弊社で多いのがカナダで貯めた資金や還付金をカナダの口座から日本の銀行口座に送金したいのたが、”カナダの銀行口座にロックが掛ってしまいエラーがでる”そのために日本の銀行口座への送金ができないというケースです。
ここでしっかりと書いておきたいのは、”日本に帰国する前に一定額の資金は日本に送金してしまったほうがいいです”そのようにしてリスクを帰国前に一定程度減らしておくことをお勧めしたいです。また、カナダの銀行口座にロックが掛かってしまった場合の対処法ですが大きく分けて3つになります。また還付金申請などの(タックリターンに関連している)ケースによっては4つめも可能になるかと思います。
日本から国際電話でカナダの銀行に電話をして再設定
こちらは最も一般的な方法なのですが、日本からカナダの銀行に国際電話で連絡をして銀行口座のパスワードの再設定を行う方法です。しかしこちらは一般的に考えるように簡単に再設定ができないことも多いようです。実際に、個人の経験談でも一番最後にデビットカードを使ったお店の名前や金額を聞かれた事があります、日本に帰国して時間がたっているケースでは簡単には思い出せないのではないでしょうか?
では何故、このように個人口座の確認を細かくするのか?という問題ですが、詐欺が多いからです。そのためにカナダの銀行(特に大手)はカナダ政府指定のガイドラインに沿って詐欺防止のために常に目を光らせているという事ですね。
そのために、口座のパスワードの再設定などのために国際電話でカナダの銀行口座係に直接連絡をしても”その銀行に詐欺の可能性が高い”と判断されると一時的に口座を凍結/停止されます。←こちらになってしまうともし、後々パスワードが見つかったとしても”銀行側の余計な配慮で口座にアクセスができない、または銀行の口座の資金などを送金/出金ができなくなってしまいます。こうなってしまと”あなた本人が指定の銀行に直接訪れないといけない事がほとんどです” 日本に滞在している方なら致命的になってしまいます。
カナダにいる知り合いに日本からカード送ってカナダで出金してもらう
もし、上記のような状況で単純にパスワードがわからないという事ならば、カナダにいる知り合いに銀行のカードを送ってお金を引き出してもらって日本に送金してもらうという方法もありだと思います。
一般的にカナダのオンライン口座のパスワードと実際のカードのパスワードは異なるケースが多いです。そのために、単純にパスワードを喪失した場合ならこの方法はまだ有効です。しかし、カナダ国内に知り合いなどがいないケースではこちらの方法も難しい事になります。
カナダの弁護士などを通して口座の解除を依頼する
1番と2番も無理という方に向けて”最後の手段としてカナダの弁護士を通してPOA(委任状)を作成して銀行に執行してもらうという方法があるようです。
一般的に銀行の口座が凍結してしまうと”本人が銀行に直接行って身分確認をしないと解除できないということになっていますが、(というか銀行と話をしても”あなた自身が来るしかない”というように言われると思いますが)、少なくてもオンタリオ州(州によって違う可能性あり)の法律では弁護士の判断で委任状があれば代行ができる事になっています”実際にカナダ大手の銀行であるTDBANKでは本人じゃなくても弁護士の委任状があれば第3者でも口座の閉鎖などができるという事です。
しかし、ネックなのはやりそのコストや時間や労力だと思います。弁護士に依頼すると言う事はそれ相当の費用なども掛かると思います。
もしタックスリターンの還付金に関しての問題なら弊社で対応可能なケースも
上記のように3つのケースを紹介しましたが、もしタックリターン関連での問題でパスワードがわからなくて単純にカナダの銀行口座がエラーになってしまうという事であれば弊社で対応が可能な場合があります。ただし、銀行の口座が一時凍結になっているケースも多く、その場合では弊社でも対応ができません。
そのために、まずは弊社でそちらのほうを無料で調べています。可能な場合には”成功報酬制”という形で対応しています。こんな記事を書いておいて申し訳ないですが、あまり期待しないでとりあえず連絡をしていただければと思います(無理なケースもかなり多いです)。
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