もし、あなたが喫煙者なら一度くらいは思ったことがあるのではないでしょうか?何故、カナダはこんなに煙草の値段が高いの?日本の数倍はするじゃんと…そして、こちらも一度は思ったことがあるかもしれません。”日本から輸入すれば安く済むのでは?”
結論から言うと、絵柄によりますが”高くなるケースもあります”。←ただし、ここには例外もあります。今回はタバコの税金(関税など)について深堀していきます。
タバコを輸入時に支払う税金が高くなるのは課税される種類の税金が多く税率が高いから
まずよく言われてるのがタバコをカナダに輸入すると税金が高いという話ですが、正確に言うとこちらは間違いです。正確には課税される種類の税金カテゴリーも多いのです。
まず、タバコというのはかなり特殊な品物で一般的な関税に加えて、消費税ならびに物品税が掛かります。この税金の多さが支払う金額の多さにつながっていると言えます。
関税の適用
具体的に日本円で1万円分のタバコをカナダに持ってくると約$95CAD(2023年夏)になります。まず。こちらに関税が10%ていど課税されます。
ただし、日本国内で製造されるタバコの材料となる葉っぱやフィルターなどが日本製であれば”関税に限って言えばまったく掛からない場合もあります”2024年秋の時点
しかしこの関税が無税の場合でも次に説明する物品税/州税が高いために実際にはあまり意味がないというのが専門家の見解です。
物品税/州税の適用
次に物品税が適用されます。また、ここでいう物品税はオンタリオ州のレートになります。また、商業用と個人使用の目的の場合は異なります(ここで紹介するのは個人使用目的です)。
適用されるレートが1本当たりのケースと、タバコの全体の金額にて起用されるケースがありますが、大まかに少なくて見積もってもカートンで$40CADくらいはここだけで課税されます。
また州税のためにブリティッシュコロンビア州などはオンタリオ州よりも州税が高く設定されているようです。2024年現在
売上税の適用
上記の2つに加えて、売上税の適用がありますので結果的に日本で買ったタバコの値段より払う税金の方が高くなる可能性も出てきます。しかしこれらにはいくつかの例外があります。
高額な税金が掛からないケースもあります
(1)カナダの帰国時/入国時にタバコを手荷物として持って来るケース
こちらのケースでは個数に制限があるものの”税金は一切かかりません”
(2)外交官としてカナダに日本国の代表として仕事で入国する場合にも条件付きではありますが税金がかかりません
上記のケース以外ではほぼ100%タバコにかかる税金は高額になりますので、覚えておいてください。
Customs Notice 20-33. ACT
0fjd125gk87によるPixabayからの画像
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