カナダに長期間滞在していると、車の購入などを考える機会も多いのではないでしょうか?そして、カナダの車の値段は本当に高いですよね?
日本では10万キロも走行しているとほとんど価値がないといいますが。カナダではむしろ10万キロなら”まだまだ走れるという感じのイメージです(もちろん車のメーカーによりますが)。
またカナダの方が物価が高いと言えど、明らかにカナダの車の方が高い現実があります。ここで日本から車を輸入した方がいいのでは?と思うかもしれません。しかし、そこにもかなり高い壁があります。
この記事では日本製の車の輸入が何故にあまり行われていないのか?という事を説明します。
日本からカナダに輸入できる車は基本的に15年落ちしている車
こちらは一度は聞いたことはあるかもしれませんが、日本からカナダへ車を輸入する場合には製造からある程度は時間がたっていないと輸入できないという話を聞いたことがあるかもしれません。
これは15年が経過していないと規制に引っかかるからと言うことで間違いないです。ただし、一般的に言われているのは”日本車などからカナダの車の市場を守る意味もあると言われています。
つまり、一定の年数が経過している古い車である必要があります。もうこの時点で諦める方もたくさんいます。
他にも様々な書類が必要
上記で15年落ちしている古い車のみ輸入できると書きましたが、これに加えて他にもしなければいけない事がたくさんあります。
まずは、翻訳ですね、日本の車ですから書類などは日本語になると思いますが、これを翻訳しないといけません。
他にも、日本から車を持ってくる場合に車の室内やタイヤが綺麗になっているかを調べるために検疫証のような証明書が必要な可能性もあります。
さらに、カナダでは州によっては車の安全基準が違うためにその州に適合するように車を整備しないとナンバープレートを取得できない可能性もあります。などなど、他にもやることがたくさんあります。
輸入金額費用が高額になる
ここまで、色々なことを書いてきましたが上記で必要なのは手間や時間だけではないです。そうですね、車を輸入するのに必要な費用がかなり高額になります。
具体的に車の輸送費用だけで日本→トロントで最低でも$3000くらいにはなってしまいますし、他にも色々な費用が掛かります。そのために、同じ車ならカナダ国内で買った方が安いと言うケースが多くなるのはここで書いておきます。
また他にも日本の車は右ハンドルで左側通行でこれはカナダと逆です。*カナダには10州と3つのテリトリーがあるのですが、一部では右ハンドルだと運転できない場所まであります。もうこの辺にしておきましょう。
とにかく上記のような問題がたくさんあるのはご理解いただけたと思います。しかし、弊社では2024年末をめどに条件に合わせた中古車のみ(他にも条件あり)をカナダへ輸入できるように検討していますもし、興味があればご連絡ください
Tân NguyễnによるPixabayからの画像
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