カナダ賃貸のレシート、しっかり保存していますか?(カナダ確定申告)

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とあるデータによると2020年時で世界で最も不動産高い場所は香港になっているようです。ですが、実は我々が住んでいるカナダでも不動産が過熱気味になっているというのは知っていました?取り分け一部の地域は投機的な値段になっているとの事です。

不動産の値段が上がるということは、それらの賃貸価格も上昇するということになるようです。ここ数年間はトロントの賃貸価格も急激にあがっており1月の平均価格が$2500にもなっています。2020年のデータではトロントの1世帯の所得が$85000ですから50%(税引き後)も家賃に持って行かれる計算になります。

ここで1つ質問をさせてください。大家さんからレシート(契約書)をもらってしっかりと保存していますか?こちらのレシートで控除(ベネフィット)が受けられる可能性があります(一部の州は除く)。ですが、ここでしっかりと書いておきたいのはどのようなレシートや契約書でもOKではないということですね。当然、CRA(カナダ国税庁)指定のやり方で保存が必要です。

賃貸レシートの保存の仕方はこれ!

基本的には家賃を毎月支払った後に領収書をもらっておくのが、一番お勧めの方法になります。ただし、こちらのケースも”ただの一般紙に金額などを書いてもらうのではなく” 正規の領収書に賃貸の金額、住所ならびに名前やサインなどをして保存しておいてください(具体的にはCRAのウェブサイトを参考に)。

またレシートがない場合には賃貸契約書でも可能ですが、こちらの場合には契約書と共に銀行のバンクステートメントやクレジットカードの情報ならびにe-trasnferの履歴などをCRA(カナダ国税庁)から提出するように指示が出る可能性もあります。

こちらは賃貸を借りる側の方を対象に記事を書いていますが、貸す側の方の場合には当然、所得に該当しますので課税の対象になります。そのためにBusiness income/property incomeかに関わらず賃貸に関わる費用並びに収入はしっかり記録しておいてください。

カナダの全ての州で賃貸補助のプログラムがあるわけではないが、レシートは基本保存しておくことをおすすめします。

ここまで色々と書いてきましたが、賃貸の補助プログラムがある州はカナダのすべての州ではありません。人口の多いトロントがあるオンタリオ州やカナダ西部のブリティッシュコロンビア州などは家賃補助のプログラムがあります。

また一部の州ではレシートや契約書では申請ができないケース場合もあります。州政府に指定された書類に大家さんのサインが必要なケースですね。そのためにこちらに関してはケースバイケースと言う事になります。では家賃補助のプログラムがない州ではレシートを残しておく必要はないのか?ですが。

A:絶対に残しておいてください。と言うのはレシートは記録として残りますので、あとあと大家さんと賃貸の契約でトラブルになってもレシートがあれば払った証明になります。また、賃貸の一部の場所を個人のオフィスとして使うケースもありますよね?当然、この場合には経費として申告すると思いますのでレシートの保存が必須となります。

カナダ国税庁の抜き打ちの検査に該当してしまった

みなさんも一度は聞いたことがあるCRAですが、所得隠しがないかどうかなどの抜き打ちの検査を常に行っています。また、万が一所得隠しが見つかってしまうと恐ろしい額の課税の対象になってしまいますので所得の申告はしっかりと行っておきましょう。

あなたの年間の所得によりますが、賃貸の収入がそれほど多くない場合には課税率も驚くほど高いことはありません。さらに、家などをビジネスとして賃貸として貸し出す場合には色々な出費を経費として計上できます。

さらにカナダではCCA(CAPITAL COST ALLOWANCE)という、日本で言う減価償却に該当するもの申請できますので賃貸で収入を得ていても経費として計上できるために税金の支払いを下げることが可能になりますので覚えておいてください。

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