ほんの少し前に２０２４年になったと思ったら、すでに４月に入っているという事でタックスリターンの申請も終盤に入ってきているのではないでしょうか？他の記事で書きましたが、２０２３年度のタックスリターンの申請で支払いがある方の期限は４月３０日になりますのでお忘れなく
さて、本日ですがカナダのタックスリターンの申請においてよくある間違いをここで紹介させていただきます。４月に入ってくるとタックスリターンの申請を駆け込みで行う方もたくさんいるかもしれませんね。個人で申請する方もその前にこの記事は読んでいってください。
本来の所得額よりも少ない金額を申告してしまう
カナダの国税庁とされる（CRA）は、日本よりも過少申告に対して敏感と言ってもいいすぎではありません。と、言うのはカナダは日本よりも罰金の金額が多いのはここで書いておきます。また、この金額ですが２０２３年に従来よりも多い額に増額されています。
飲食系の就労などのチップの申告
一般的によく言われるのがレストランなどの労働で得られるチップの申告を忘れてしまうケースでカナダ国税庁もこの事はよく知っているようです。そのためにCRAのウェブページで再三、警告を出して注意喚起をしています。
と言うのもクレジットカードなどのオンライ決済が日本よりも多いカナダでもチップなどに関しては現金でもらうことも多い（そのために申告漏れが多いと言われていますね）です。”もらったチップは額に関わらず、個人で計算をしてCRAに必ず申告することになっていますのでお忘れなく”
中古品の売買で得られた収入の申告
こちらも忘れがちな収入ですが、E-MAPLEやKIJIJIのようなウェブサイトなどで買い手を見つけるクラシファイドのようなサイトがあると思いますが、こちらでの売買などで得られた収入も基本的には全部、申告をする必要があります。
個人情報の更新をしない
他にもよくあるのが個人情報をCRAのほうに申告をし忘れるというケースですね、こちらは特に還付金を小切手で受け取る方々には住所のアップデートをしないと、小切手が過去の住所に届きますから、取りに行くなどの手間になりますね。
他にも、実際にある例では結婚して子供などが生まれているのにその申告をしていないというケースです。ほとんどのケースで収入は変わらず家族が増えると控除額が上昇します。と言う事は、払う必要のある税金が減ることを意味しています。そのために、もし申告をしていない場合にはお忘れなく。
個人の出費を経費として申告する
こちらもよくある質問の一例で会社まで車まで移動しているから”ガソリン代とメンテナンス代などは経費として計上できるか？”と言うのは典型的な質問ですが、”できません” しかし、会社からの命令で他の国に出張しているケースでは、宿泊費や移動費用などの一部（ケースバイケースですが）は経費として計上できます。
また、他にもオンラインで仕事をしているのでインターネット費用の一部は経費になるか？や、昨年購入した家の地下室の部屋をビジネスのオフィスとして使用しているので住宅ローンの一部を経費として計上したいなど色々なケースがありますが、上記はどちらも条件付きで一部を費用として申告できます。
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