カナダのタックスリターンの語学学校やカレッジの学費についてのよくある疑問のいくつか紹介します。

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今年もカナダでは確定申告の時期に入っていますが、いかがお過ごしでしょうか?2024年も3月にはいって冬から春に移行する時期になっていますがこれからカナダへ就労や学業で渡加する予定という方もたくさんいると思います。

就労か語学の勉強に関わらずカナダではまず、1か月間-2か月間くらいは語学学校に行ってそれからカレッジに行く方や、仕事を探し出すという方もたくさんいると思いますがここで1つ疑問がありませんか?そうですね、これらの学費は確定申告の時に申告する必要があるのか?という事ですね。

こちらの回答ですが、ケースケースバイケースです。こちらの記事ではカナダで払った学費のよくある質問について回答します。ぜひ、参考にしてください

語学学校の学費を計上したいのですができますか?

A:基本的に語学学校の授業料は確定申告で学費として計上はできません。 と言うのもCRA(カナダ国税庁)によると、学費として経費を計上できる条件の1つとして高等教育機関レベルの授業でないと該当しないという項目があります。

つまりカナダに来て英語だけを数ヶ月間程度、勉強してその後に仕事をはじめたと言うケースではこちらに該当しないので学費を確定申告で計上することはできません。ただし、英語の勉強でもその学費を学費として計上できるケースがあります。

それはカレッジや4年制大学(カナダ政府の認可ずみなどで正規のコースの一部としてビジネス英語などのクラスがあるケースでこの場合には授業料の申告が可能です(要:T2022)

Eligible tuition fees - Canada.ca
L'étudiant peut demander un montant relatif aux études pour chaque mois qu'ils sont inscrits à temps plein ou à temps pa...

学費として確定申告に含むことができる様々な費用も紹介します

学費の費用として確定申告に含めることができる出費と言えば”授業料がすぐに頭に浮かんでくると思いますが、CRA(カナダ国税庁)のガイドラインによると学費にも色々な物があります。

例えばAdmission Feeと言われる日本後で直訳すると入場料という事になるようですが、個人的には大学やカレッジに入学する時に払う手数料と言った方が正しいと思います。学費と同じような条件がありますが、こちらも学費として計上できます。

ただし、こちらも細かにルールがありますが授業料が確定申告できる場合にはこちらも’可能です。他にも学校の図書館などの費用や卒業後に付与される卒業証書などに掛かる費用に関しても申告が可能です。

よくある質問に教科書の費用は申告できますか?という物がありますが関してはカナダ政府の方の控除はすでに2016年に終わっています、しかし州政府やそのテリトリーの方で学費に含まれるケースがあるかもしれません。

Line 32300 – Your tuition, education, and textbook amounts - Canada.ca
This page provides information about what you can claim and how to complete schedule 11.

Non-Refundable tax credits(還付不可の税額控除)について

よくある質問がカナダで払った授業料にたいして確定申告をしたのだけど、返金がありません。

というものですが、カナダの学費に関しては一般的には”カナダでの収入がないと還付金はありません”と言うのはカナダではタックスリターンのクレジット(税額控除)と言っても還付可の物と還付不可の税額控除に分けられます。

学費は還付不可の税額控除であり、”もし将来的に所得があるなら、そこから控除します”と言うケースでそもそもカナダで所得がない場合には該当しないからです。ただし、こちらに関わらず将来に持ち越すことが可能です(一部例外あり)。

T2202 Tuition Enrolment Certificate - Canada.ca
Information about the T2202 Tuition Enrolment Certificate

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