ケベック州で働いた方なら、もらえる可能性がある3つのプログラムを紹介します。

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ここで初めて書くことではないですが、カナダの確定申告は1年間の収入が概ね3万ドルまでくらいの方はタックスリターンで還付金がある事が多いです(100%ではありません)。還付金の額は収入ではなく、あなたが働いている間にどのくらいの税金を払ったのかで異なります。また重要な事ですが、

カナダの10個の州と3つのテリトリーの全ての場所で同じなルールなのか?と言う事を言わせてもらえば、すべての州で還付金の比率、所得税やベネフィットがことなります。そのために同じ収入でも異なる州で確定申告をするとそれぞれ還付金/支払いも異なります。

またケベック州はカナダのすべての州の中でも確定申告において”最も特質でユニークな特徴を持った州です”そのケベック州で確定申告をするとどのような還付金があるのかを紹介する記事になります。

”ケベックの福祉などは他の州と比べると手厚いと言われていますが、そもそも所得税や消費税も他の州に比べるとかなり高いです。ケベックは先進国と言うよりもデンマークやスウェーデンなどの北欧の国の福祉に近いと思います。

つまり税金として払ったお金が返ってくると考えるのが一般的です。そのために確定申告をしなければ”本当に損になってしまうケースが多い事はここに書いておきます。

ケベック州 ソリダリティタクスクレジット(Solidarity Tax Credit)

還付金と言えば色々な種類のプログラムがありますが、ケベック州の確定申告で最も有名なのはこのTAX CREDITSのプログラムと考えてもらって問題はありません。

大まかに3つのカテゴリーから構成されています。1つめは賃貸に関するカテゴリー(Housing component)、ならびにケベックの消費税であるQSTに該当するカテゴリーが2番目(QST component)で、最後のカテゴリーはケベック州の北側に住んでいる方々のためのプログラムです。

申請できる条件ですが、年度末で最後の日である12月31日に18歳以上である必要があります。他にも当然ですがケベック州に住んでいることなどが条件です。観光ビザの滞在はこちらには該当しません、また就労ビザのケースも他の条件があります。

賃貸などに関しては他の州と同じように領収書が必要になります。ケベックの消費税であるQSTに関しての還付金は当たり前と考えてもいいかもしれません。と言うのは15%の消費税がかかるケベック州は他の大都市である、オンタリオ州やブリティッシュコロンビア州ならびにアルバータ州の中で最も税率が高いです。

またこのようなプログラムはケベックに限らず他の州でも存在しています。カナダのどこの州でも同じで、このようなプログラムは確定申告をしない場合にはもし還付金があっても受け取ることはできませんのでこの機会に検討ください。

GST/HST CREDITS

GST/HSTと言えば、ケベック州以外に住んでいる方でも知っているかもしれません。実際に買い物をした後にもらえる領収書の最後のほうにGSTと言う感じで表記されています。ケベック州に住んでいるのにGST/HSTの確定申告もする必要があるのか?

と言う上記の質問もたまにいただきますが、”必要です”他の記事で書いていますがケベック州に関してはカナダで唯一年間に確定申告が2つ必要な州になります。カナダ連邦政府と州政府であるケベック州のどちらにも確定申告が必要です。また確定申告をすれば還付金をもらえる可能性があります。しない場合には該当してもありません。

Work Premium tax credit(ワークプレミアムタクスクレジット)ならびにTax shield(タクスシールド)

ケベック州は税金が高いだけに本当にユニークで多くのサポートがありますが、こちらのワークプレミアムタクスクレジットに関しては、新しく仕事を始める方やすでに仕事をしていて継続してその仕事をしていくための支援金となっています。

またこちらのプログラムに該当する場合には”supplement work premium”というプログラムも申請できるという利点があります。

他にも”TAX SHILED”というプログラムもありこちらは子育て支援のプログラムに該当します。ケベック州は育児に関する援助プログラムがとても多い州でお子さんが多いほど支援も多くなる傾向になります。

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