日本からカナダに食品を輸入したいという方はかなりたくさんいます。しかし、カナダは日本以上に食品の規制があると言ってもいいです。”クライアント様が何を日本からカナダに輸入したいのか?によりますが基本的に口に入る物ならびに植物または動物などはすべてこのカナダ政府系機関であるCFIA(食品検査局)の管轄で必要な情報を提供しないと輸入できない事になっています。
と言う事で今回は食品をカナダに輸入したい方に向けて記事を紹介します。まずはカナダ食品検査局(CFIA)の事を大まかに知っていただき、日本からカナダへの食品輸入の大事な部分を解説します。今後の日本ーカナダの輸出ビジネスにいかしてください。
日本から食品を輸出をする場合にはどこの配送会社を使うかは重要ですカナダ税関(CFIA)の規制に対処できる会社を選択しましょう
まず、日本からカナダに物を送るときに日本郵政を使うという方もわりと多いのではないでしょうか?日本郵政のケースでは個人使用のための食品ならカナダへ発送が可能でも営利団体(商業用)のための食品は日本からは発送はできないことになっています。またクロネコヤマトのように食品は送れないという会社も存在しますね。
ですが、日本の全て(外資を含む)の配送会社が食品をカナダに送れないというわけではありません。実際にトロントのダウンタウンにある、サンコーなどではお茶や精製食品など日本からの輸入された商品が陳列されています。
そのために食品などをカナダに送りたい方はまずはCFIAの規制に対処できる配送会社を調べて、”実際にその食品の配送ができるのか?どうかを確認する必要があります。”まずはここから調べることが重要になります。
日本からカナダに輸出したいどんな食品にどのような規制があるのか?
上記の配送会社の準備ができたら、つぎに考える必要があるのは”カナダではその食品に関して規制があるのか?”です。”大まかにですが、3つのパターンに分かれます。規制がないケース(また許可証の取得が簡単)、規制があるが許可証などがあれば輸入できるパターン(許可証の取得が比較的に難しい)、規制によってまったく輸入ができないパターンです。
個人の経験談で(もちろんすべてではありません)すが日本のお菓子やお茶などのすでにある程度加工さている食品は他に比べるとCFIA(カナダ食品検査局)の許可が下りやすい傾向にあります。←つまり、輸入が簡単という意味です。
逆に、お肉(生鮮食品)や魚(鮮魚ならびに)などは高い保護関税の壁がある事が多いです。つまりこちらのケースでは許可証の取得が必要で、ない場合にはカナダ関税で拒否されて日本に送り返されてしまいます。
そのために、まずはどのような食品でどのような許可書が必要なのかを調べるのがこの2つめのステップになります。そうでなけれな輸入ができないことになります。
詳しくは上記のメールから問い合わせをしてください。
輸入関税が高い食品も紹介します。
上記のように日本からカナダに輸出ができて、さらに許可証なども申請されて今日がおりたとしましょう、その上でもう1つ調べておかないといけない事があります。基本的にはカナダのどこの州に食品を送っても最低で5%(ただし、基本食品は除く)の消費税に加えて関税を払う必要があります。
日本からカナダへ食品の輸出を計画している方々は、日本の小売価格よりもカナダの方が高く売れるので関税なんてまったく問題ないと思う方もいるかもしれませんね。
それは10%-20%くらいの関税なら想定の範囲内という方もいると思いますが、これが240%ではどうでしょうか?かりに$1CADの輸入物に$2.4CADの関税がかかる場合です。これに加えて輸送費などの経費も当然、かかります。
確かに多くありませんが、食品でこれらのような規模がでかい関税が適用される物がいくつかあります。例えば、乳製品です。
数少ない例外はありますが、ミルクやクリームやバターのような乳製品はさきほど伝えたように240%の関税が掛かります。また、お肉などの製品も乳製品ほどひどくはありませんがそれでも30%の関税が掛かります。
一部の方々は日本製(環太平洋パートナーシップ条約)だから関税は免除なのでは?と思うかもしれません。しかし、そのすべての商品で関税が免除されるわけではありません。一部は適用不可の商品や関税率は減るがまだ一部関税を払う商品も存在します。
食品の輸入を検討している方はまずはご連絡ください。
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